Tissue Strain Analytics

輝度情報を画像化した「第1のステージ」、動きを画像化した「第2のステージ」、ついに超音波診断は組織の硬さを画像化および定量化する「第3のステージ」へ突入しました。
 

ティッシュストレインテクノロジー
超音波診断法は,2Dモードの開発(1970年代)とドプラ法による血流イメージングの開発(1980年代)という革新的なテクノロジーによって進化してきました。
ティッシュストレイン テクノロジーは、組織の硬さの情報をもたらし,過去の2大革新に匹敵するインパクトを持ったシーメンスの新しいテクノロジーです。


超音波による硬さの検出
シーメンスの ACUSON S Family に搭載されているティッシュストレインテクノロジーは、検出方法の違いによる2種類のアプリケーションを提供しています。
ひとつは、プローブのわずかな圧迫による組織の変位を検出して,硬さの分布を映像化する eSie Touch Elasticity Imaging です。
もうひとつは、音による力の発生作用、すなわち Acoustic Radiation Force Impulse(ARFI) を利用して組織を変位させ、硬さの情報を得る Virtual Touch です。
さらに Virtual Touch は、組織の硬さを定性評価するVirtual Touch Imaging と組織の硬さを定量評価する Virtual Touch Quantification の二つのアプリケーションで構成されています。

eSie Touch Elasticity Imaging

プローブを持つ手の力で組織を押し、歪みを画像化することで、2Dモードと並べて組織の硬さの分布を表示します。
視認性の良いカラーマッピングと,連続的な硬さの諧調性に富んだグレースケールマッピングの両方を備えています。
乳腺・甲状腺など表在部位の組織の硬さ評価に有用です。

Virtual Touch Quantification

Acoustic Radiation Force Impulse(ARFI)により発生させた,せん断弾性波の伝搬速度(Vs)を秒速で表示します。
硬い組織はVsが速く,軟らかい組織はVsが遅くなり,肝臓など深い部位の組織の硬さを定量的に評価できます。

Virtual Touch Imaging

組織の硬さをグレースケールマッピングで表示します。肝臓など深い部位の組織の硬さを定性的に評価できます。