ACUSON SC2000 PRIMEPrecision at the Speed of Life

ACUSON SC2000 PRIMEは、2Dおよび3Dの経胸壁エコー、経食道および血管内エコーなど、心臓血管イメージングにおける幅広いニーズに対応できる超音波画像診断装置です。
高画質な2D・3D画像と、それを最大限に活かし、検査効率や再現性の向上を実現する自動計測機能により、2D画像主体の検査から、3D画像をルーチン検査に導入するという、 新しいワークフローを提供します。

特長


ACUSON SC2000

ACUSON SC2000 PRIMEは、IN Focusを用いた世界で初めて実現した1心拍でのリアルタイムトゥルーボリュームイメージングにより優れた画像を提供します。ワンクリック計測、自動化されたプロトコル、ナビゲーションツールを使用することにより検査の効率化も実現しました。

Image ProcessorからBeam Formerにいたるまで、4D画像用に設計・開発されたACUSON SC2000 PRIMEは、従来装置の16倍*に匹敵する、1送信で最大64方向からの並列同時受信が可能です。

*自社製品比

2Dおよび3Dの経胸壁エコー、経食道および血管内エコーなど、心臓血管イメージングにおいて幅広いニーズに対応します。

IN Focus Imaging:
Siemens Healthineers独自の同時多方向送信技術により、Focusに依存せず、画像全域にわたってSNRが改善されるため、高分解能な画像を提供します。心筋内エコー情報量が増加し、心内膜面がより鮮明に表示されます。

TrueVolume Imaging:
受信信号から連続かつ最適に画像を構築し、心電図同期の必要ないリアルタイム「True Volume Imaging」を実現しました。2Dでの形態観察のみならず、3D血流情報もリアルタイムに取得できます。

データベースに基づく自動計測技術が、完全自動計測を実現しました。ルーチン検査における計測だけではなく、3Dボリュームイメージ上での自動計測にも対応し、計測時間の大幅な短縮と、計測精度、再現性、客観性の向上に貢献します。

Siemens Healthineersの血管撮影装置画像と、超音波画像診断装置から得られた情報を重ね合わせて表示することが可能です。血管撮影装置だけでは確認できない心臓の解剖学的情報を、超音波画像診断装置から得られた情報をもとに付加することで、安全で確実な手技に貢献します。また、手技時間の短縮や造影剤使用量・被曝線量の低減なども期待できます。

syngo SC2000 Workplace:装置本体と同様に、簡便な操作でアプリケーションによる解析が、必要な時に必要な場所で行うことができます。

クリニカル情報

IN Focusを用いた高周波画像
Z6Ms(3D経食道)画像を持いた左室容量解析(LVA)画像
4V1cプローブ 呼吸モニタリングをしながらの左室流入波形表示
eSie Measurementを用いたワンクリック僧帽弁逆流波形の自動計測
Velosity Vector Imagingを用いた多心拍のストレイン解析画面
Z6Ms(3D経食道)プローブによる僧帽弁、大動脈弁の3Dカラー画像を同時表示
Z6Ms(3D経食道)プローブ TrueFusion機能を用いた透視画像とのリアルタイムフュージョン