甲状腺疾患

日本では10~20人に1人が甲状腺機能異常といわれています。

じわじわと症状が現れる甲状腺疾患は、加齢や体質の変化ではないかと見過ごしてしまう患者さんが多くいらっしゃいます。
検査をすることで原因を発見し、より良い診断と治療にお役立て下さい。

甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)と低下症(橋本病など)

甲状腺ホルモンが過剰、または低下すると現れる症状を下表にまとめました。症状の分かりにくさから、さまざまな病気と間違えられやすいといわれています。

甲状腺ホルモンが過剰になると現れる症状甲状腺ホルモンが低下すると現れる症状
甲状腺の腫れ甲状腺の腫れ
眼球突出眼瞼膨張
息切れ、動悸息切れ、脈がゆっくり
イライラ、不安無気力、抑うつ、物忘れ
筋力低下、しびれ筋力低下、関節痛
月経減少、無月経月経過多、月経不順
軟便便秘
かゆみ皮膚の乾燥
食欲があるのに体重減少体重増加、むくみ
眠れないいつも眠い、動作緩慢
疲れやすい、発汗増加疲れやすい、発汗減少
暑がり寒がり
間違えられやすい病気
更年期障害、自律神経失調症、心臓疾患、
胃腸炎、高血圧、糖尿病など
更年期障害、認知症、うつ病、冷え性など

甲状腺機能検査から診断まで

甲状腺機能異常を疑う患者さんには甲状腺ホルモン濃度が正常かどうかを調べるTSHとFT4の検査が有用です。


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