血小板分析

血小板分析における課題は、正確なカウント能力

ADVIA2120ではRBCとPLTを二次元解析しており、小球性赤血球や大型血小板を明確に区別することができます。通常の電気抵抗法では、細胞の大きさのみの一次元で解析していますが、ADVIA2120では細胞の大きさと細胞内成分の二つの情報から二次元で解析を行っております。細胞内成分、いわゆるヘモグロビンは赤血球のみに含まれ、血小板には含まれないことから、細胞内成分の情報を得ることにより、赤血球と血小板を明確に区別することができます。


血小板スキャッターサイトグラム

血小板スキャッターサイトグラムは、球状化された血小板を5-15度の高角度散乱光をX軸に、2-3度の低角度散乱光をY軸に展開します。
 

① 血小板
② 大型血小板
③ 赤血球
④ 破砕赤血球
⑤ 細胞破片
⑥ 赤血球ゴースト


血小板の大きさ/屈折率サイトグラム

X軸に屈折率、Y軸に大きさ(0-60fL)をプロットします。大型血小板と小球性赤血球が明確に分別できます。

PLT Volume PC
① 血小板
② 赤血球
③ 大型血小板
④ 小型赤血球

 

大型血小板(③)と小型赤血球(④)とは明確に区別されます


赤血球モロフォロジーフラッグ

LPLT – 大型血小板
PLT-CLM – 血小板凝集


ADVIA2120 血小板分析の概要

  • 異常値での正確な血小板測定によりマニュアル再検の低下
  • 大型血小板を計数可能、小球性赤血球、破砕赤血球などの、血小板測定の妨害物質の影響を受けません
  • 直線性の拡大(0.5-350×103まで) により、希釈再検が減ります
  • 独自のMPC(研究項目)により、血小板の活性化を示唆します