慢性腎臓病の基礎知識と早期発見

腎臓は沈黙の臓器です。症状が出てからでは遅いのです。

慢性腎臓病についての基礎知識と早期発見のための方法についてご紹介します。


慢性腎臓病とは

3大血管合併症の一つです。高血糖状態を続けていると、症状なしに腎臓の濾過機能が低下します。

この状態になると、尿をつくる働きが低下して老廃物が体内に蓄積します。治療を怠ると最終的には透析が必要な状態となってしまいます。

※3大合併症
腎症/腎不全、透析  網膜症/眼底出血、失明  神経障害/壊疽、下肢切断

 

 

一旦悪くなってからでは取り返しがつかないので、早期発見が必要です。

日本で現在、透析導入患者数は約30万人います。そのうち約45%は糖尿病から糖尿病性腎症となり透析になりました。



尿検査で早期糖尿病性腎症が診断可能

腎症が進むと、尿中アルブミンの値が高くなっていきます。また、尿中アルブミンは心血管合併症の予測マーカーとしても注目されています。

早期に糖尿病性腎症を発見し、治療することで、尿中アルブミンを減らすことができます。これにより後から起こる腎不全や心血管合併症を抑えることが可能です。

尿中アルブミン検査は尿試験紙で簡単に測定でき、すぐに検査結果を知ることができます。検査をご希望の方は、医療機関や医師へご相談ください。

 

本Tips をまとめたPDFファイルをダウンロードできます。院内に掲示するなどご活用ください。