事例:アレルギー検査試薬、測定機器

広島大学病院では、2013年10月よりアラスタット3g* によるアレルギー検査がスタートしました。

アラスタット3g および全自動免疫化学発光システム イムライト2000XPi について、先生方にお話しを伺いました。

アラスタット3g* による測定

近年、新たな特異的IgE 抗体の検査方法である「アラスタット3g」が広く用いられるようになりました。高感度ワイドレンジ測定が可能になったことで、今までより定量性に優れた特異的IgE 抗体の検査結果を得ることができます。

例えば、アトピー性皮膚炎においては特異的IgE 抗体の濃度が高く、従来法では測定値が得られなかったり、また免疫療法患者などにおいても同様に特異的IgE 抗体濃度が高くてモニタリングできなかったケースが多くありましたが、アラスタット3g では今まで測定できなかった100 IUA/mL 以上の測定が可能となりました。

アラスタット3g の登場で特異的IgE 抗体の検査対象が広がると考えられます。
また、広島大学病院では2013年10月よりアラスタット3g での検査が開始されましたが、特に問題なく従来法から切り替えできました。

アラスタット3g 導入のメリット

 

広島大学病院検査部は、夜間救急を含めた24時間体制で、医科・歯科含めて年間500万件を超える臨床検査を、免疫化学検査、血液検査、生理検査、微生物検査、遺伝子検査、一般検査、採血・受付・治験の総勢35名で実施しています。

アレルギー検査がアラスタット3g へ変更されたことで、リアルタイム診療とワークフローの改善が可能になりました。さらに高感度ワイドレンジによる臨床診断への貢献により、検査現場、臨床、そして患者様にとって、大きなメリットが得られたと思います。

アレルギー検査の測定機器としてイムライト2000XPi を採用

簡単な操作、容易なメンテナンス

 

イムライト2000XPi は操作方法も簡単で、メンテナンスも容易です。装置がスタンバイ状態であれば、検体投入のみで自動的に測定がスタートしますから、機器も人員を取られることがなくなり、作業効率がとても向上しました。

関連情報

* シーメンス・イムライズ アラスタットIgE Ⅱ