スギ花粉症の人数と増加要因

今や、国民病と言われるスギ花粉症ですが、東京都の調べでは、昭和58年から62年に10%だった有病率が、平成8年には19.4%となり、平成18年は28.2% * と3.5人に一人がスギ花粉症であると推定されています。
 

* 「花粉症患者実態調査報告書 平成19年9月」

患者数増加の環境要因

スギ・ヒノキ人工林の面積は、全人工林の28%(710万ha)を占めています。また、スギ・ヒノキは樹齢30年を過ぎると花粉生産能力が高まります。近年、樹齢30年を超える人工林の面積が増加したため、過去10年の平均花粉飛散量は、その前の10年と比較して、2.4倍になっています。

スギ花粉症と通年性アレルギー性鼻炎

 

右の表から、低年齢では通年性アレルギー性鼻炎の比率が高く、30代からはスギ花粉症が多いことが分かります。

通年性のアレルゲンには、ハウスダスト中に含まれるダニ、イヌ・ネコなどペットの他に、カビや昆虫があると言われています。

スギ花粉の飛散時期以外にも症状がみられる患者さんにつきましては、通年性のアレルゲンや他の花粉アレルゲンの特異IgE検査をお勧めします。

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