セミナー講演録

アレルギー検査・診断に役立つ学術情報

シーメンスが主催、共催した各種セミナーならびに日本アレルギー学会、日本小児アレルギー学会など学会共催セミナーの講演内容をまとめました。全編ダウンロードも可能です。


第64回日本アレルギー学会学術大会 イブニングシンポジウム講演録「特異的IgE抗体をどう読むか?:プロパビリティー曲線とカットオフの考え方」

本講演では、今まで何となく理解していたプロバビリティーカーブ、統計の基礎から負荷食品のアレルゲン性、そして相模原病院でのプロバビリティーカーブ、多施設共同研究でのプロバビリティーカーブへと、分かりやすく筋立ててお話し頂きました。今まで気付かなかった新たな知見も含めて、概略をご紹介します。

【司会の言葉】

食物経口負荷試験は、原因となるアレルゲンを同定する確定診断や耐性獲得を確認することを目的とすることに加えて、陽性閾値を決めて安全に摂取できる量を判断するためにも施行されています。負荷試験の実施にあたっては、既往の誘発症状の有無と程度とともに血中特異的IgE抗体などの免疫学的検査の結果を参考にします。特異的IgE抗体検査の結果を手元にした時に、プロバビリティー曲線とカットオフ値をどう利用するかが問題です。

本講演では、プロバビリティーカーブ、カットオフとはなにかという統計の基礎から、負荷食品をはじめとする食物の抗原性から食事指導について、そして従来のImmunoCAP法に加えてアラスタット3gAllergy* を用いたプロバビリティーカーブが示されます。さらにプロスペクティブに実施された「多施設共同研究におけるプロバビリティーカーブ」についても発表されます。これらの発表と議論を通じて、食物経口負荷試験がより適切に施行されることを期待したいと思います。

【講演一覧】

  • 統計の基礎:プロバビリティーカーブ、カットオフとは?
    千葉大学大学院医学研究院グローバル臨床試験学 講師、佐藤 泰憲 先生
     
  • 食物の抗原性の理解:負荷試験結果の正しい理解のために
    同志社女子大学生活科学部 食物栄養科学科 教授、伊藤 節子 先生
     
  • プロバビリティーカーブを用いた食物アレルギー診断:専門施設での実際と注意点
    国立病院機構相模原病院 臨床研究センター 小児科、佐藤 さくら 先生
     
  • 多施設共同研究におけるプロバビリティカーブ
    国立病院機構三重病院 アレルギーセンター 院長、藤澤 隆夫 先生

 

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* シーメンス・イムライズ アラスタットIgEⅡ